バラが病気がちのときには土の中に異常が起きています。バラの健康に有益なはたらきをする善玉菌が数を極度に減らしており、土壌病害菌のフザリウム菌と線虫の割合が異常なレベルまで高まっています。
カニガラを土に施すとカニガラを餌にして放線菌が増殖します。放線菌は土壌病害と線虫害を引き起こすフザリウム菌やセンチュウなどの捕食者です。
カニガラを土に施すことで、フザリウム菌や線虫たちがバラに害することが抑制されます。
粘土質で粘っていてスコップを使っても10cmを耕すのがやっとだったのが、スコップが簡単に50cm以上も入る ほどに改善された等の事例もあります。
ただし雨が降ると水浸し、乾くとひび割れする、硬くて掘るのも一苦労、耕してもすぐ固くなる...このような重・中粘土質の土地では粒状かにがら肥料と言えども歯が立ちません。
古いバラの株元にほどこすと、若返ったようにベイサルシュート・サイドシュートが次々と出てきます。
品種的にシュートの少ないバラも、2年3年土を入れ替えていない鉢植えのバラもシュートを盛んに出します。
バラの専門誌「マイガーデン」
古いバラの株元にカニガラをほどこしたところ、シュートが次々に出、蕾がびっしりとつきました。10年の古木も若木のように華やいでいます。
うどんこ病や黒点病になりにくく、生き生きしているのは、カニガラによる効果も大きいと思います。
バラのあとにバラを植えると順調に育ちません。これを忌地現象または連作障害といいます。この障害はか にがら肥料を土に施すことで解決します。
かにがら肥料には、花や葉や果実をさらに美しくする色素カロチノイド(アスタキサンチン)がふくまれていま す。 花と葉の色の対比が良くなるとともに、花は、光沢のある色合いであざやかになります。とくに赤・ピンクの花に効 果が出ます。。
カニガラ肥料の成分表
肥料成分量
チッソ3.0%(保証値)
リン酸2.5%(保証値)
カルシウム:15〜20%(分析値)
キチン質:16〜18%(分析値)
生産国
インドネシア
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