夏季の高温化-赤玉土主体の鉢バラの土は限界かも
根を強くし、過湿になりにくい土にしたい場合。
赤玉土(中〜大粒) … 6割
軽石(小粒) … 2割
バーク堆肥 … 2割
→ 通気性が高く、根張りが良くなる。夏の蒸れや根腐れ予防に効果的。
赤玉土(中粒) … 4割
腐葉土 … 4割
ピートモス or ココピート … 2割
→ 乾きやすい環境(風が強いベランダなど)で管理しやすい。
ご注意ください。
これらは昭和・平成の頃のお話。
夏の最高気温が38℃を超える令和の時代は、極力赤玉土の割合を下げて、堆肥・腐葉土のような有機物とセリカ(根腐れ防止)の割合を高める...根の乾燥防止につとめる土作りが望まれます。
高温化が進む日本の夏
1.赤玉土の配合割合を3割に、セリカを加える。このことで土の保水性を高めましょう。
2.白いプラスチック鉢がおすすめ。白い鉢は黒い鉢より根の周辺の土は温度が10℃下がるとの説があります。
3.鉢底にレンガ等をかませて空気の流れを作りましょう。
4.夏季には20~30%遮光のシートでバラを被う。これは高温化による被害を避ける最良の手段。遮光シートはバラから浮かせるように被い、風とうしを良くしましょう。
令和の時代 赤玉土を主体にしたバラ培養土にはリスクがあります。
夏季の気温が 38℃ 付近まで上がる令和の日本の環境では、赤玉土は「乾きすぎる」「温度上昇しやすい」**という弱点が顕著になります。
そのため、昔ながらの“赤玉主体のバラ土”は必ずしも現代の猛暑環境に最適とは言えません。
以下、その理由です。
粒表面が乾燥しやすく急激に水分を失いやすい
粒内部まで乾くと再吸水性が落ちる(特に硬質以外)
暑さで鉢内温度が急上昇し、根の高温ストレスが大きい
つまり「水持ちが悪い+鉢内が高温になる」ため、真夏の鉢バラには不利になりやすいのです。
令和元年 東京では夏日が年間で125日を超えました。さらに4月から夏日が始まりました。水枯れのリスクがとても高い年でした。
根腐れが心配な方向けの鉢バラのための培養土です。
その結果、
乾きにくい培養土を探している方
水やりの頻度を減らしたい方
夏のバラの乾燥対策を強化したい方
に向いた構造を実現しています。
セリカ(シリカ質素材)を多めに配合し、根が呼吸しやすい空気層 をつくることで、
過湿状態を長くため込みにくい構造を目指しています。
清水園芸店が
鉢バラ専用に最適化したブレンド のため、
初心者でも扱いやすいのが大きな魅力。
鉢バラのための培養土の成分配合表
| 根腐れ防止材 |
|---|
| 珪酸塩白土 珪酸塩白土を使った適切条件下の土で植えた植物は100%といっていいほど根腐れは起こりません。 |
| ゼオライト 火山岩が凝固してできた鉱物です。根腐れ防止に非常に効果的! |
| 用土 |
| 赤玉土 最も一般的な園芸用土で、鉢土のベースになる土です。排水性、通気性がよいのが特徴です。 |
| 鹿沼土 鹿沼土とは栃木県鹿沼地方の多孔質の火山灰土で、赤玉土と同様にベースとなる土です。 |
| 腐葉土 赤玉土や鹿沼土などの基本用土に追加する土で、落葉を発酵させたものです。 |
| ベラボン 天然ヤシの実をチップ状にしたものです。 |
| ピートモス ミズゴケ類などの蘚苔類、アシ、ヨシ、スゲ、ヌマガヤ、ヤナギなどの植物が堆積し、腐植化した泥炭(でいたん)を脱水、粉砕、選別した酸性の用土です。 |
| パーライト 軽量、多孔質構造なので、土壌に混ぜると保水性と通気性、そして透水性を向上させます。無機質なので、土壌内で分解しません。 |
| バーク堆肥 樹木の皮の部分(バーク)を発酵させて作った土壌改良材です。保肥性、保水性、通気性が高まり樹木・農産物の育成に良い。連作障害等の発生を抑制する効果もある。 |
| 牛糞醗酵堆肥 花の色が鮮やかになります。牛糞とおがくずを醗酵させた製品で無臭で使いやすく作られています。 |
| 肥料 |
| マグアンプ 燐酸分が多い、植土に混ぜて使う元肥専用の緩効性の肥料です。 |
| 苦土石 灰 酸性を中和させる効果があります。マグネシウム分(苦土分)をク溶性(クエン酸可溶性)マグネシウムとして3.5%以上含有する石灰肥料です。 |
| エコロング 肥料成分の溶出を調節するコーティング肥料(被覆肥料) |
店主不在の時はのちほど当店からお電話させていただきます。