アイスバーグはキトサンを使用することで無農薬化できるバラ。
キトサンがお嫌なら月2回の殺菌剤散布が欠かせません。
●系統 フロリバンダ
●仕立て方
木立性のバラで花壇・鉢植えに適しています。
●開花サイクル 四季咲き 暖かい地方では冬にも咲きます。
●花径 7cm 花弁は雨にも強く傷みにくい。
●樹形 半横張り
●樹体 高さ120cm 横幅 100cm 庭植なら1m四方に1株
●トゲ すくない
世界バラ会議で殿堂入りをはたしている名花です。
うどん粉病には強いのですが黒点病にはやや弱い。そのため黒点病にかかりやすく夏場には葉を失しなうことも。しかし樹勢が強いので秋口には葉が再生します。
年中無休 朝9時~夕6時
店主不在の時はのちほど当店からお電話させていただきます。
アイスバーグは北海道や本州の積雪地帯では雪にうずまるので雪に守られて冬を越せます。北海道などの高冷地では冬のあいだは腐葉土やバーク堆肥などを株元に敷き、根を凍結から守りましょう。
夏の暑さには比較的強く九州等でも夏を越せます。
アイスバーグは午前中3時間ていどの日照でも育ちます。ただ花つきは良くありません。やはり日照時間は5時間以上欲しいですね。
西日が当たる場所では葉が傷みます。避けましょう。
新苗・大株苗を定植して3年目のころまではベーサルシュートが発生します。しかしその後は発生しなくなります。古い枝を大切にしましょう。アイスバーグは古い枝にも開花力があります。枝の途中から発生するサイドシュートを剪定していきます。
バラの専門誌「マイガーデン」 57号 40ページ
キトサン液を葉に散布すると、1年を通じてうどんこ病で悩まされることはまずなくなりました。 黒点病(黒星病)にもかかりにくくなり、無農薬栽培の、強い味方だと実感しています。
キトサン溶液「ばら専科」のページへ (少数栽培家向け)
キトサン活力液「私のバラは超元気」のページへ (中級・プロ用)
無農薬ですべての害虫からバラを守ることは不可能です。カミキリムシやコガネムシは手でとらえるしか手立てはありません。
人体への安全性を考えて選ぶのであれば対虫農材は
アグリチンキ36 ( 購入は当店通販で )
住友化学の「ベニカナチュラルスプレー 3 つの天然力} ( 購入はホームセンターで )
の2つでしょう。
どちらも天然由来であり化学薬品は含まれていません。
バラゾウムシ・アブラムシ・ハダニ・アオムシ・ヨトウムシ・ケムシ・コナが・オオタバコガ・コナジラミ・ハスモンヨトウ・コナジラミ・ハマキムシ・シャクトリムシにお困りなら検討する価値があるでしょう。
ベニカナチュラルスプレー 3 つの天然力はホームセンターにて実物を手にとって確認してください。
肥料をたくさん与えると花がよく咲く・シュートがよく出る。これを信じてせっせとバラに肥料を与える人がいます。
これが失敗のはじまり。
肥料が多いと長雨などにより肥料が大量に溶けだします。まるで醤油のような濃い色の水に。この濃い水がバラの根を痛めます。
バラを栽培していてうまくいかない人は、ほぼ肥料の与えすぎです。
バラにはどれだけの量の肥料を与えるのか
それは当店が販売している有機バラ肥料の使用法のページでご確認ください。
20年前までは地植えのバラには水やりをしない、鉢バラの水やりは土表面が乾燥してからといわれていましたが、高温化が進んだ今、もはや危険とさえ言えます。
30年以上バラを育てているけれど最近うまくいかない、このような質問を受けることがあります。
温暖化の影響で水を控えると根を乾燥させてしまいます。ベーサルシュートが出なくなる、花つきが悪くなる、株が育たないなどは水やりが少なすぎるからでしょう。
危険な暑さに対抗するには水を十分に与えることです。3月から鉢植え・地植え どちらも水を欠かしてはいけません。
鉢バラの場合【東京から九州まで】水やりは
1日1回 3月から梅雨期/10月・11月
1日2回 梅雨明け~9月
3日に1回 12月~2月
「地植えのバラには水を与えません」。⇒ それは極端すぎます。
地植えバラでは3月~11月に晴天が2日続くと水やりが必要となります。与える水量は1株当たり10リットル、幼苗期なら5リットルです。
ご注意ください。少雨は雨とみなしません。雨とみなすのは猛烈な大雨やプロ野球が中止になるようなときの雨量です。