確実に農薬不使用の栽培ができるバラ
無農薬でも失敗しない!初心者にも強いバラ
アンクルウォルター@ac画像
このバラは黒点病やうどんこ病にかかることはあるものの、回復も早く、成長し続けます。
ほどほどでいい、完璧を求めないのなら、殺菌薬を使わなくてもよいのです。
害虫が出た時だけ手で捕殺しましょう。
AIで作成した画像
アンクルウォルターは、イギリスで木立性のハイブリッドティーとして登録されていますが、日本の気候では枝がよく伸びるため、つるバラとして扱われます。
ベルベットのような光沢を持つ緋赤色の大輪花で、剣弁高芯咲きの整った花形が特徴です。
木立バラにしたときには四季咲き性。ツルバラにしたときには春の花付きが非常に良く、その後も夏まで繰り返し咲きますが、秋の花数はやや少なめです。
樹勢が強く枝は3~4mにも伸びるため、フェンスやアーチ、壁面に適しており、広いスペースでの栽培がおすすめです。
耐暑性が高く強健で育てやすい。香りは控えめですが、鮮やかな赤色と花形の美しさで人気の高いつるバラです。
半ツルバラとは、ツルバラのようにトレリスやフェンスに這わせて楽しむこともでき、木立ちのように直立型のバラとして育てることができるバラのことです。
木立バラにした場合、品種により異なりますがツル性なので枝が長く伸び、重くなりがち。倒伏の恐れがあります。主柱を支えるため支柱が必要となることも。
四季咲き性は木立仕立のバラのみです。
ツルバラ仕立てにすると四季咲き性は失われます。どうして? ツル(枝)の伸長に栄養の大半を費やすので花を咲かせる余裕がなくなるからです。
秋にもしっかりと咲かせたいのなら木立仕立てにすることです。
半ツルバラ
●系統
木立仕立てのときは ハイブリットティー
ツルバラ仕立てのときには クライミングローズ
●仕立て方
木立バラ仕立て
花壇・鉢植えに適しています。
ツルバラ仕立て
伸長力があり4mほどに枝を伸ばします。
高いフェンス、丈の高いアーチ、ポールやパーゴラ、壁面
ツルバラは最初の育て方が大切です。
幼苗期にはツルを伸ばすこと・ツルが一定の太さになることに専念させます。(花を咲かせるとツルバラとしては中途半端なものになります。)
幼苗期は春のみ咲かせます。ただし半数の蕾を摘みとります。夏・秋のつぼみはすべて取り除きます。
花を咲かせるのは3年目以降となります。
●開花サイクル
木立バラとして育てるときには、四季咲き
ツルバラとして育てるときは 繰り返し咲き 育て方によっては一季咲きに。
●花径 赤(朱赤)・大輪咲き(12cm位)・剣弁高芯咲き
●木立仕立てのときの樹高 1m ~ 2m
●トゲ トゲとトゲとの間に指が入る間隔があるので作業はしやすい。作業用手袋が必要。
●香り ほとんどない
●栽培適地 全国どこでも育ちます。北海道等の寒冷地では冬の間は腐葉土やバーク堆肥などを株元に敷き、根を凍結から守りましょう。
●耐陰性 5時間ていどの日照が必要です。半日陰(日照時間)では育ちません。
●耐暑性 暑さに耐えます。