確実に農薬不使用の栽培ができるバラ
無農薬でも失敗しない!初心者にも強いバラ
このバラは、非常に優れた耐病性を持ち、無農薬でも育てやすいとされる品種です。害虫が出た場合には手で捕殺する程度で済むことも多く、従来のバラよりも管理が簡単といわれています。
「薬剤がいらない」とも評されるこのバラですが、より美しく育てたい方には、活性液を取り入れる価値もあるでしょう。
ご提案
無農薬栽培を始める際には、注意することがあります。
【無農薬栽培=何もしなくてもよい=放任栽培】ではありません。季節やその株の現状をみて、やさしくお世話をする。それが無農薬栽培です。
お世話の1つとして活性液を取り入れる方がいらっしゃいます。
夏の庭で葉の緑を眺め、秋には彩り豊かな花に心をときめかせる──そんな時間を大切にしたい栽培家の想いに寄り添う資材です。
AIで作成した画像
芳醇な香り。初心者でも育てやすいイングリッシュローズ
オリビアローズオースチンは、ソフトピンクのカップ咲きからロゼット咲きへと変化する美しい花を持つイングリッシュローズです。
濃厚で心地よいフルーツ香が特徴で、上品なオールドローズのような姿が魅力。
耐病性に優れ、黒星病やうどん粉病に強く、初心者でも育てやすい強健種です。
木立バラにすると四季咲き性となり、コンパクトにまとまるため鉢植えにも適しています。
夏の暑さにやや弱く、花持ちが短いものの、育てやすさと美しさから高い評価を受けています。
半ツルバラとは、ツルバラのようにトレリスやフェンスに這わせて楽しむこともでき、木立ちのように直立型のバラとして育てることができるバラのことです。
木立バラにした場合、品種により異なりますがツル性なので枝が長く伸び、重くなりがち。倒伏の恐れがあります。主柱を支えるため支柱が必要となることも。
四季咲き性は木立仕立のバラのみです。
ツルバラ仕立てにすると四季咲き性は失われます。どうして? ツル(枝)の伸長に栄養の大半を費やすので花を咲かせる余裕がなくなるからです。
秋にもしっかりと咲かせたいのなら木立仕立てにすることです。
半ツルバラ
●系統 シュラブローズ (イングリッシュローズ)
●仕立て方
木立性のバラで花壇・鉢植えに適しています。
コンパクトなツルバラに仕立てることもできます。オベリスク・トレリス・背の低いフェンス
ツルバラは最初の育て方が大切です。
幼苗期にはツルを伸ばすこと・ツルが一定の太さになることに専念させます。(花を咲かせるとツルバラとしては中途半端なものになります。)
幼苗期は春のみ咲かせます。ただし半数の蕾を摘みとります。夏・秋のつぼみはすべて取り除きます。
本格的に花を咲かせるのは3年目以降となります。
●開花サイクル
木立バラとして育てるときには、繰り返し咲き(弱四季咲き)
ツルバラとして育てるときは 返り咲き
●花径 9cm
●樹形 半直立
●樹体 高さ120~150cm
●トゲ トゲとトゲとの間に指が入る間隔があるので作業はしやすい。作業手袋は必要かも。
●中香 濃厚かつ心地よいフルーツ香(ダマスクにパウダー)
●栽培適地 北海道から沖縄まで育ちます。北海道等の寒冷地では冬の間は腐葉土やバーク堆肥などを株元に敷き、根を凍結から守りましょう。
●高温に耐えるか 耐えます。
●半日陰に耐えるか 午前中3時間ていどの日照でも育ちます。