確実に農薬不使用の栽培ができるバラ

無農薬でも失敗しない!初心者にも強いバラ

無農薬で育つバラ 宇部小町

宇部小町

宇部小町 @ac画像

このバラは、非常に優れた耐病性を持ち、無農薬でも育てやすいとされる品種です。害虫が出た場合には手で捕殺する程度で済むことも多く、従来のバラよりも管理が簡単といわれています。

「薬剤がいらない」とも評されるこのバラですが、より美しく育てたい方には、活性液を取り入れる価値もあるでしょう。

ご提案

無農薬栽培を始める際には、注意することがあります。

【無農薬栽培=何もしなくてもよい=放任栽培】ではありません。季節やその株の現状をみて、やさしくお世話をする。それが無農薬栽培です。

自然に負荷をかけないバラ栽培のアイテムの1つとして植物活性液を取り入れる方がいらっしゃいます。

バラはとにかくよく葉を失います。

植物活性液とは、葉を失いたくない、秋には彩り豊かな花に心をときめきたい──そんなことを願う大多数のバラ栽培家の想いに寄り添う資材です。

 

   植物活性液  キトサン溶液「ばら専科」のページへ

 

ダブルノックアウト

AIで作成した画像

淡いピンクの小輪で八重房咲き、多花性のつるバラです。枝が細く柔らかく、初期成長はゆっくりですが、2年目以降は急激に伸び、最長6mに達することもあります。

花径は約2.5cmで、咲き進むと白く変化する房咲きが特徴。

耐病性が高く、初心者でも育てやすい品種です。

株元から四方に這うように伸びるため、フェンスや壁面への誘引が簡単で、スタンダードやオベリスク仕立てにも適しています。

植栽時は、将来的な成長を見越したスペース確保が必要です。○○○○○

「夢乙女」と「宇部小町」はどちらもバラの品種で、小型で可愛らしい花を咲かせることで人気がありますが、それぞれに特徴や違いがあります。

 

夢乙女(ユメオトメ)

  • 分類: クライミングミニチュア(つるバラ)
  • 花の特徴: 小さなピンク色の半八重咲きで、やや丸みのある花形。開花すると可愛らしい姿になります。
  • 香り: 弱い香り。
  • 開花性: 一季咲き(一年に一度、春に咲く)。
  • 生育: 非常に成長が早く、丈夫で放任してもよく育つ。枝がしなやかでアーチやフェンスなどに誘引しやすい。
  • 耐病性: 比較的高い。

 

宇部小町(ウベコマチ)

  • 分類: ミニバラ
  • 花の特徴: 淡いピンク色の小さな花で、丸みのある可愛らしい形。花は小型ですが、咲くと非常に華やかな印象。
  • 香り: 弱い香り。
  • 開花性: 四季咲き(春から秋まで繰り返し咲く)。
  • 生育: コンパクトで鉢植えにも適しており、スペースを取らない。成長は比較的緩やか。ただし大きく育てると伸長6mまで育つ。
  • 耐病性: 高いが、過湿環境には注意。

ツルバラ

●系統 ミニツルバラ シュラブローズに分類されることも。

●仕立て方

 アーチ、オベリスク、トレリス、低フェンス

 1年目の成長はとても遅い。2年目以降は急激に伸びていきます。地植えでは6mほどまで伸びます。 

●開花サイクル 返り咲き

●花径 2.5cm 

●樹形 ツルはしなやか 作業しやすい

●伸長  6m

●トゲ 多くはありませんが作業手袋を準備しましょう

●香り 微香

●栽培適地 北海道から沖縄まで育ちます。北海道等の寒冷地では冬の間は腐葉土やバーク堆肥などを株元に敷き、根を凍結から守りましょう。

●高温に耐えるか 耐えます。

●半日陰に耐えるか 午前中3時間ていどの日照でも育ちます。

バラを無農薬で栽培したいと思います。目標は30株!

マドモアゼルメイアンac1.jpg

マドモアゼルメイアン@ac画像

無農薬でのバラ栽培に挑戦されるとのこと、素晴らしいですね!

夏場におけるバラ30株のお世話に必要な時間は、無農薬なら月あたり150時間程度 が目安とされています。

え!知らなかった。

毎日の観察・水やり     月に60時間

病害虫対策・防除     月に30時間

施肥・土壌管理     月に30時間

剪定・誘引                       月に30時間

       合計   30株として月150時間

このことから

現役世代の方が無農薬でバラを栽培するには10株が限界ではないかと言われています。

 

バラが熱烈に愛される理由!

それは、「栽培に手間がかかるから」です。

   手間がかかる=達成感や誇り=バラへの愛が高まる

多くの人が、バラを育てることの難しさを知っています。特に、病気や害虫の被害に遭いやすいため、健康なバラを咲かせるには、細やかな手入れと深い知識が必要です。

初めて無農薬に挑戦されるなら、まずは 3〜5株程度からスタートされることを が安心です。病害虫への対処や剪定・施肥・観察の習慣をつけやすくなります。

栽培困難種のバラでも無農薬で栽培はできる!

イントゥリーグ

イントゥリーグ

「イントゥリーグ」というバラは、病気になりやすく、暑さや寒さにも弱いので、育てるのがとても難しい品種です。夏には枯れてしまうこともあるほどです。

問題が多いバラなので鉢植えにして家の軒下などの雨がかからない場所で育て、定期的にキトサン溶液「ばら専科」を散布しています。

無理にがんばらせず、バラにストレスをかけないようにやさしく育てると、夏でも元気に葉をつけています。

栽培困難とされるバラも、無農薬でも育つ可能性があります。

 

 

   キトサン溶液「ばら専科」のページへ

無農薬でバラを育てたいのなら...病害虫に強いバラに統一へ

バラ栽培で一番困るのは病気に強いバラと弱いバラが混在していることです。手間がかかってたいへん。

シェスタ―

シエスタ@ac画像

  • 品種選びは慎重に。

花がきれい、香りがよいバラを探している。

お待ちください。その前にそのバラが病気や虫に強いかを調べましょう。

調べ方は意外に簡単です。

  1. 通販サイトの「バラの家」で調べる。ホームページ上でタイプ0s・タイプ0・タイプ1と評価されているバラなら病害虫に強い。
  2. 「ADR」認証を受けたと表示されているバラは病害虫に強い。ドイツ全土11カ所で3年間、薬剤散布なしで屋外の地植えで試験栽培をし、花の美しさ・連続開花性・耐寒性・耐病性などが一定の基準を満たした品種だけが「ADR」ローズとして認証されます。
  3. 修景バラと表示されているバラは病害虫に強い。しかも手入れが少なく済むのが魅力です。

 

  • どんなに頑張っても「虫ゼロ・病気ゼロ」にはなりません。

 

病気のない・虫食いのない完璧なバラ...それは幻想です。

多少の虫食いや病気はつきもの。でも、それも自然の一部。少しくらい葉がかじられても、花はちゃんと咲いてくれます。

アメリカやヨーロッパでは秋まで病葉を残すことで、光合成による体力温存を優先するのが一般的です。葉を取ると光合成量が減り、株が弱るのでうどんこ病や黒点病にかかった葉でも放置しているようです。(すべての人ではない。自然流をモットーにしている人のお話)

実は私も病気にかかった葉を手で取り除いたことはありません。

  • 土づくりがいちばん大切。バラ1株に年5リットル以上の馬糞堆肥(ばふんたいひ)で土の活性化を

 

理想はふかふかで水はけがよく、微生物が豊かな土。これを作るために:

  • 地植えなら 1株あたり馬糞堆肥5リットル以上を毎年土に入れる

  • 鉢植えなら 培養土の約1割を馬糞堆肥にする

バラ栽培家の中には「肥料を施しているのだから堆肥はいらない」と豪語する方がいらっしゃいます 。

これとても危険なのです。土から地力が失われます。 土の中からミネラルがなくなってしまいます。

バラがおかしな生育をし始めます。(生理障害)

土の中の善玉菌がいなくなります。土全体に病原菌が広がりあなたのバラは病気との戦いに明け 暮れすることになるでしょう。

土に堆肥を施すのはバラ栽培では必須です。

牛糞堆肥(乾燥牛糞)には塩害の危険性があります。使うのなら馬糞堆肥でしょう。

バラの家のご主人で育種家の木村卓功先生は忠告をされています。「牛糞でバラを育てる のは最悪なやり方で、ほとんどの方が失敗をしてバラをダメにします」。 牛糞には塩が含まれています。4~5年はよく育ちますが、やがて塩害に陥りバラは育た なくなります!

 

   サラブレッドお馬の堆肥のページへ

 

  • 密植はいけません。木立バラなら株間は1m以上に

 

バラは葉が茂る植物なので、株と株が近いと枝葉が絡み合い、風が通りにくくなります。風通しが悪いと湿気がこもりやすく、うどんこ病や黒星病などカビ系の病気が発生しやすくなります。

バラは根を広く張るため、株間が狭いと根がぶつかり合い、養分や水分の取り合いになります。結果としてどの株も中途半端なバラ、弱々しいバラになります。

樹高1mの木立バラなら株間は 最低でも80cm〜できれば1m以上、樹高1.5m以上なら株間は1.2~ 1.5mが理想です。ツルバラなら2~3mの株間にします。

バラ密植

密植

 観光バラ園の中にはバラをびっしりと植えているところがありま。こうすると見栄えがよく なります。 見せるための演出です。

バラとバラの間隔が狭い状態を密植と言います。 あなたはマネをしてはいけません。 密植は観光バラ園などの高度の栽培技術者と頻繁なる農薬散布によって成り立っているので す。

栽培技術のない人がバラを密植するとバラはまったく育たなくなります。

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30年以上バラを育てているけれど最近うまくいかない、このような質問を受けることがあります。

虫で困っている、年々花が少なくなる...バラつくりは難しいとお困りなら、ご相談ください。解決するかも

 

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