確実に農薬不使用の栽培ができるバラ
無農薬でも失敗しない!初心者にも強いバラ
このバラは黒点病やうどんこ病にかかることもあります。
それでも比較的健康に育ちやすく、扱いやすいバラとして知られています。
ご安心ください。バラ栽培家のあいだでは、初心者の方でも比較的育てやすい品種として親しまれています。
害虫が発生した場合は、その都度手で取り除くなど、軽い管理で対応することも可能です。
ご提案
無農薬栽培を始める際には、注意することがあります。
【無農薬栽培=何もしなくてもよい=放任栽培】ではありません。季節やその株の現状をみて、やさしくお世話をする。それが無農薬栽培です。
自然に負荷をかけないバラ栽培のアイテムの1つとして植物活性液を取り入れる方がいらっしゃいます。
バラはとにかくよく葉を失います。
植物活性液とは、葉を失いたくない、秋には彩り豊かな花に心をときめきたい──そんなことを願う大多数のバラ栽培家の想いに寄り添う資材です。
植物活性液 キトサン溶液「ばら専科」のページへ
AIで作成した画像
咲き始めのころっと丸い花は、ふんわり大きく開花し、甘く可愛い雰囲気です。
白地にピンクがのるカップ咲きの花は咲き始めに丸みを帯び、開花につれてロゼット咲きへと変化します。
甘く可憐な雰囲気を持ち、わずかにティーの香りが漂います。花径は7~8cm、花弁は90~100枚とボリュームがあり、株元から枝先まで密に3~5輪の房咲きをします。
栽培条件によってはピンク一色になることもあります。
初期生長はゆっくりですが数年でシュートが発生し、つるバラとしてはコンパクトなサイズのため、アーチやフェンスへの誘引に適しています。
枝は細めでなめらか、葉は小さめで病気にも強いのが特徴です。
半ツルバラとは、ツルバラのようにトレリスやフェンスに這わせて楽しむこともでき、木立ちのように直立型のバラとして育てることができるバラのことです。
木立バラにした場合、品種により異なりますがツル性なので枝が長く伸び、重くなりがち。倒伏の恐れがあります。主柱を支えるため支柱が必要となることも。
四季咲き性は木立仕立のバラのみです。
ツルバラ仕立てにすると四季咲き性は失われます。どうして? ツル(枝)の伸長に栄養の大半を費やすので花を咲かせる余裕がなくなるからです。
秋にもしっかりと咲かせたいのなら木立仕立てにすることです。
半ツルバラ
●系統 シュラブローズ
●仕立て方
木立性のバラで花壇・鉢植えに適しています。
ツルバラに仕立てることもできます。アーチ・オベリスク・トレリス・ポール・背の高いフェンス
ツルバラは最初の育て方が大切です。
幼苗期にはツルを伸ばすこと・ツルが一定の太さになることに専念させます。(花を咲かせるとツルバラとしては中途半端なものになります。)
幼苗期は蕾を摘みとります。花を咲かせるのは3年目以降となります。
●開花サイクル
木立バラとして育てるときには、四季咲き
ツルバラとして育てるときは繰り返し咲き
●花径 8cm
●樹体 木立バラ仕立ての時は高さ150~200cm 庭植なら1m四方に1株
ツルバラなら伸長2~3メートル
●トゲ 多くはないがそれなりにある。作業用手袋が必要。
●微香 やさしいティーの香り
●栽培適地 北海道から沖縄まで育ちます。北海道等の寒冷地では冬の間は腐葉土やバーク堆肥などを株元に敷き、根を凍結から守りましょう。
●高温に耐えるか 耐えます。
●半日陰に耐えるか 午前中3時間ていどの日照でも育ちます。
マドモアゼルメイアン@ac画像
無農薬でのバラ栽培に挑戦されるとのこと、素晴らしいですね!
夏場におけるバラ30株のお世話に必要な時間は、無農薬なら月あたり150時間程度 が目安とされています。
え!知らなかった。
毎日の観察・水やり 月に60時間
病害虫対策・防除 月に30時間
施肥・土壌管理 月に30時間
剪定・誘引 月に30時間
合計 30株として月150時間
このことから
現役世代の方が無農薬でバラを栽培するには10株が限界ではないかと言われています。
それは、「栽培に手間がかかるから」です。
手間がかかる=達成感や誇り=バラへの愛が高まる
多くの人が、バラを育てることの難しさを知っています。特に、病気や害虫の被害に遭いやすいため、健康なバラを咲かせるには、細やかな手入れと深い知識が必要です。
初めて無農薬に挑戦されるなら、まずは 3〜5株程度からスタートされることを が安心です。病害虫への対処や剪定・施肥・観察の習慣をつけやすくなります。
イントゥリーグ
「イントゥリーグ」というバラは、病気になりやすく、暑さや寒さにも弱いので、育てるのがとても難しい品種です。夏には枯れてしまうこともあるほどです。
問題が多いバラなので鉢植えにして家の軒下などの雨がかからない場所で育て、定期的にキトサン溶液「ばら専科」を散布しています。
無理にがんばらせず、バラにストレスをかけないようにやさしく育てると、夏でも元気に葉をつけています。
栽培困難とされるバラも、無農薬でも育つ可能性があります。
バラ栽培で一番困るのは病気に強いバラと弱いバラが混在していることです。手間がかかってたいへん。
シエスタ@ac画像
調べ方は意外に簡単です。
病気のない・虫食いのない完璧なバラ...それは幻想です。
多少の虫食いや病気はつきもの。でも、それも自然の一部。少しくらい葉がかじられても、花はちゃんと咲いてくれます。
アメリカやヨーロッパでは秋まで病葉を残すことで、光合成による体力温存を優先するのが一般的です。葉を取ると光合成量が減り、株が弱るのでうどんこ病や黒点病にかかった葉でも放置しているようです。(すべての人ではない。自然流をモットーにしている人のお話)
実は私も病気にかかった葉を手で取り除いたことはありません。
理想はふかふかで水はけがよく、微生物が豊かな土。これを作るために:
地植えなら 1株あたり馬糞堆肥5リットル以上を毎年土に入れる
鉢植えなら 培養土の約1割を馬糞堆肥にする
バラ栽培家の中には「肥料を施しているのだから堆肥はいらない」と豪語する方がいらっしゃいます 。
これとても危険なのです。土から地力が失われます。 土の中からミネラルがなくなってしまいます。
バラがおかしな生育をし始めます。(生理障害)
土の中の善玉菌がいなくなります。土全体に病原菌が広がりあなたのバラは病気との戦いに明け 暮れすることになるでしょう。
土に堆肥を施すのはバラ栽培では必須です。
牛糞堆肥(乾燥牛糞)には塩害の危険性があります。使うのなら馬糞堆肥でしょう。
バラの家のご主人で育種家の木村卓功先生は忠告をされています。「牛糞でバラを育てる のは最悪なやり方で、ほとんどの方が失敗をしてバラをダメにします」。 牛糞には塩が含まれています。4~5年はよく育ちますが、やがて塩害に陥りバラは育た なくなります!
バラは葉が茂る植物なので、株と株が近いと枝葉が絡み合い、風が通りにくくなります。風通しが悪いと湿気がこもりやすく、うどんこ病や黒星病などカビ系の病気が発生しやすくなります。
バラは根を広く張るため、株間が狭いと根がぶつかり合い、養分や水分の取り合いになります。結果としてどの株も中途半端なバラ、弱々しいバラになります。
樹高1mの木立バラなら株間は 最低でも80cm〜できれば1m以上、樹高1.5m以上なら株間は1.2~ 1.5mが理想です。ツルバラなら2~3mの株間にします。
密植
観光バラ園の中にはバラをびっしりと植えているところがありま。こうすると見栄えがよく なります。 見せるための演出です。
バラとバラの間隔が狭い状態を密植と言います。 あなたはマネをしてはいけません。 密植は観光バラ園などの高度の栽培技術者と頻繁なる農薬散布によって成り立っているので す。
栽培技術のない人がバラを密植するとバラはまったく育たなくなります。
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