確実に農薬不使用の栽培ができるバラ
無農薬でも失敗しない!初心者にも強いバラ
無農薬で栽培できるバラ |
ピエールドゥロンサール@ac画像
ピエールドゥロンサール@ac画像
このバラは黒点病やうどんこ病にかかることはあるものの、回復も早く、成長し続けます。
ほどほどでいい、完璧を求めないのなら、殺菌薬を使わなくてもよいのです。
害虫が出た時だけ手で捕殺しましょう。
AIで作成した画像
「ピエール・ドゥ・ロンサール」は本当に魅力的なバラですね。優雅な大輪の花とその美しい色合いは、多くの人々を魅了しています。特に、花がうつむいて咲く特性を活かして高い位置に誘引することで、さらにその美しさを引き立てることができます。
このバラはツルバラにすると一季咲きが基本ですが、日当たりが良く、株が充実してくれば返り咲きも期待できる点も魅力的です。また、枝の寿命が長く、古い枝でもよく咲くため、長期間楽しむことができます。
さらに、冬季の短い切り詰めにも耐えるため、木立バラに仕立てることができます。このときは繰り返し咲きをし、秋までたくさんの花を楽しませてくれます。限られたスペースでも美しい花を楽しむことができます。
ツルバラに仕立てる
●系統 ツルばらのときにはクライミングローズに分類されます。
●仕立て方
花は下を向いて咲くきます。高い位置に誘引しましょう。生育旺盛なつるバラで、どんどんシュートが伸びてきます。オベリスク仕立てでは収まりきらないので、壁面仕立てや大きなアーチ、高いフェンス仕立てが適切です。
庭が狭いのでツルバラが育てないとあきらめているあなた。ピエールドゥロンサールを木立バラとして育ててみてはいかがですか!
冬に一般の木立バラと同様に強剪定をすれば10号鉢(30㎝)に収まる自立バラ(木立バラ)になります。花付きはツル仕立てより数段によくなります。
●開花サイクル
基本的には春のみの一季咲き。
ツルバラは最初の育て方が大切です。
幼苗期にはツルを伸ばすこと・ツルが一定の太さになることに専念させます。(花を咲かせるとツルバラとしては中途半端なものになります。)
幼苗期は蕾を摘みとります。花を咲かせるのは3年目以降となります。
●花径 10~12cm
●ツル 年を経ると枝が太くなりますので、枝が曲げづらくなります。誘引に苦労するかも。
●ツルの伸長 2~3m
●トゲ 少ないとは言えません。作業用手袋が必要です。
●香り 微香 淡いフルーツ香
●栽培適地 北海道から沖縄まで育ちます。北海道等の寒冷地では冬の間は腐葉土やバーク堆肥などを株元に敷き、根を凍結から守りましょう。
●高温に耐えるか 耐えます。
●半日陰に耐えるか 午前中3時間ていどの日照でも育ちます。
木立バラに仕立てる
●系統 木立ばらのときにはシュラブローズに分類されます。
●仕立て方
花がうつむいて咲きます。目線より下で咲いても意味がありません。下から花を見あげられるように樹高は150~200㎝にします。
●開花サイクル
繰り返し咲きをし、秋までたくさんの花を楽しませてくれます。