バラ図鑑。無農薬栽培が可能なバラ500品種

市販されているバラの品種の約4割は、キトサン液のはたらきで無農薬栽培ができます。

品種選びを間違えさえしなければバラの無農薬栽培は十分に可能です。アグリチンキ36とキトサンを混合して散布ことで虫対策もできます。大きな虫は手で捕殺しましょう。

半ツルバラ

アンジェラ

 

名花「アンジェラ」は半ツルバラです。ツルバラではありません。

半ツルバラたちは

木立バラ仕立てでは、たくさん咲きます。

コンパクトなツルバラに仕立てると、花数はぐっと減ります。

枝をのばして大きなツルバラにすると、春以降は咲かなくなります。アンジェラやグラハムトーマスは生育が旺盛なのですぐに大きなツルバラになってしまいます。春しか咲かなくなります。

夏・秋の花を期待するのなら木立バラに仕立てましょう。ツルバラに仕立てると夏・秋に数輪しか咲かないことになります。

 ツルバラ 

ご注意ください。

「四季咲きつるバラ」と書いてあれば、花が年に何度も楽しめる。そのように誰もが信じますよね。

「四季咲のツルバラ」を買ったのに秋に咲かないという苦情は日常茶飯事。

プロの職人がいる有名バラ園でさえ「四季咲きツルバラ」の大半は秋に咲いていません。

秋にたくさん咲くツルバラ、「四季咲きつるバラ」は存在しないのです。

 

一季咲きのツルバラ

返り咲きのツルバラ (四季咲きと表示されることも。よく咲いたとしても秋の花数は春の1割程度の花)

あなたにもできる バラの無農薬栽培

新品種のバラの中から、病気に強いバラを選ぶ。そうすることにより無農薬栽培は十分に可能です。

あなたは、2020年1月以降フランスではバラへの農薬の使用が禁止されていることをご存じですか。(農家以外の人が農薬を購入する、使用する・保管することは禁止されています)

いずれはバラへの農薬規制がヨーロッパ全体に広まることは必至。この流れをうけて、最近に開発されたバラの品種の多くが病気にとても強くなっています。これらの新品種のバラの中から病気に強いバラを選べは、無農薬栽培は可能です。